おためし


***ボンゴレ初代×二代目***
性描写が含まれておりますのでご注意下さい。





「ほら、見て……」
 目を閉じた男を咎めるように、昴りを握る手に力が込められる。いやいやをするように力なくかぶりを振れば、耳の中、更に誘う言葉が流し込まれて。
「見なきゃダメ……貴方のここが、どんな風にオレに悪戯されてるのか……ほら、目を開けて」
 何故か抗い難いその声に震える睫毛をゆっくりと上げれば、細く白い青年の手の中、己の欲望が息づいているのが目に入る。揺れるランプの灯りが、その陰影を濃く浮かび上がらせていた。ぬらつくそれが、ひくりと動く。
 青年の指が肉茎を離れ、その下へゆるりと這わされる。張りつめた柔らかな袋を、甘く指の腹で持ち上げては、慈しむようにゆるゆると揉まれ。じわじわとせり上がる快感に、男は小さく喘ぎを洩らした。
 喉の奥から洩れたかすかな声に、青年は仮面の奥の瞳を細める。
 そのまま、中指の指先だけで裏側の筋を撫で上げていく。焦れるほどに、ゆっくりと。時折、爪の存在を意識させ、それが新たな刺激になる。
「見て。貴方のここ、オレに触られてこんなに悦んでる……すごく反り返って、もう我慢できないって……泣いているよ」
「……言う、な……!ァ、うあ……!」
 くびれのところに指を引っかけて弾かれて、男は驚いたように声をあげた。先端の小さな孔が、またひとしずく、とろりと体液を滴らせる。反り返るそれの裏側を伝い落ち、黒い下生えを濡らして、それは床へと垂れ落ちていった。
 ランプの心許ない灯りの中でもそれが余すところなく目に入り、男は羞恥を煽られる。
「あ……また、ほら」
 意地悪くそう囁いて、教えるように先端のぬめりを指ですくいとる。その指を男の目の前まで持って来ると、青年は舌を伸ばして指に絡んだ体液を舐めとった。
「な……に、を……」
「いやらしい味。……貴方が感じてる、味だ」



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送